またぎき
また聞きでほめてもらうのが結構うれしい。かなりうれしい。
直接ほめてもらうのは、そりゃもううれしいけど、また聞きでほめてもらうのは、更にうれしい。
いい評価を誰かが誰かに伝えてくれて、それを本人にお伝えしてくれる。
まず、自分への「ほめ」を別の人に言うてくれたことがうれしい。
そのときも直接言ってもらえたこともあれば、そのときは直接言ってはくれなかったけど、誰かに「ほめ」を伝えてくれてることもある。
意外と「ほめ」は、自分が思っている以上、この世にたくさん存在していて、巡ったものの本人に届かない「ほめ」も入れれば、「ほめ」は世界に充満しているのではないかとさえ思う。
一番うれしい「ほめ」第1位
「何々してもらってうれしかったって言うてたで!」
「かわいいって言うてたで!」は、まあもう、心が飛び跳ねるぐらいうれしいし、ひゃあ!ありがとう!巡り巡らせてくれてありがとう!という感じ。
「何々してもらってうれしかったって言うてたで!」は、その日ずっとにやにやしてしまう感じのうれしさ。
人に言うぐらいうれしかったんや~(にや~)え、よかった~(にや~)という感じ。
逆を言うと、「ほめ」の逆も同じよう届かない「ほめ」の逆がたくさん漂ってると思う。
こっちは、漂うのは仕方ないけど、できるだけまた聞きしたくない。
「ほめ」のまた聞きは、「ほめ」が増大して更にうれしく感じるように、その逆も増大して更に悲しく感じる。
ストレスがたまっているときほど、悪態はぽんぽんぽんぽんついて出る。
そんなに強く思ってないことも、勢いをつけてぽんぽんぽんぽんついて出る。
気をつけたい。疲れているときほど、気をつける。
猛省の夏。24歳です。