6月、レジャーに溢れたマンスになった。
1年以上滞ってしまった。
わたしは、東京でかなり楽しく生きている。
大学時代、街や学校で培った人付き合いが遠く離れた東京でも繰り広げられている。
みんな遊ぶことが大好きだ。
仕事に誇りを持って過ごしているし、めちゃくちゃがんばって働きまくっている人もいる。
でも、わたしが言うみんなは、どうやら、遊びも大好きだ。
そんなみんなと遊びまくった6月。
レジャーに溢れたマンスになった。
■シンバ(ぬいぐるみ)を連れ回した12時間
6/2(日)かなりラヴいメンバー羽根、柳とTDLに行く。羽根は、当日37度程度の熱があり、かなり体調が悪そうだったが、御本人たっての熱望により、決行。体調不良の26歳がいるなか、わたしたち3名は、朝10時から閉園の22時まで全力で駆け抜けた。
(途中、体力の限界が訪れ、30分ほどトゥモローランドの片隅で昼寝をした。)
こひつじダニーというランド限定のカワイ子ちゃんキャラがおり、その子のぬいぐるみを求めていたのだが、どうやらランドはダニーをダッフィのような人気者にすることはできず、現在ダニーのぬいぐるみは販売されていないらしい。
そんな大人の事情で姿を消したダニーへの気持ちをどうにもできず、歩いていたわたしにキュルキュルの眼差しを向ける黄色い塊!シンバ!!プライドランドのプリンスは、悲しむわたしを見逃さなかった。40センチほどのシンバを3500円で即買い。以降、行動をともにする。
ランドはシーに比べると高低差はないけれど、スムーズな移動というのはなかなか難しいもの。ファストパスマスター柳が大活躍した。頭に地図を描ける人間はすごい。心底、尊敬した。
今度はシーに飲みに行きたい。タワー・オブ・テラーとセンター・オブ・ジ・アースだけ乗って、後は飲み!みたいな。
■わたしたちはやっと修学旅行を楽しめる人間になった
6/7(金)四谷の銭湯「塩湯」に集合。わたしたちは銭湯が大好きだ。一風呂浴びてから深夜高速を飛ばしていただき、向かったのは、静岡県「伊豆」。シェアハウスの寮長・Koさんのご家族が所有する大豪邸に向かう。総勢14名。
かねてから、集団行動を不得意とするわたしと羽根は集合前から「わたしたち大丈夫かなあ」という身勝手な心配をしていた。
寮長・Koさんのあらゆるもてなしと準備により、つつがなく時間が過ぎていく。平均年齢26歳程度、大修学旅行であった。
東京に戻ってから、約48時間の非日常を振り返る。そこで、羽根が言ったのが小見出しの「わたしたちはやっと修学旅行を楽しめる人間になった」という言葉。
学生時代はみんなでいても「あれがしたい」「これはしたくない」と自分が何をしたいかをいつも考えていた。でも今回は特にしたいことなんてなくて、「「ただ、みんなといる』」ことが楽しかった。それを感じられる人間になった。」とのことだった。
メンバーがよかった。もちろん、それもあるけれど、それだけじゃない。「ただ、いる』ことを楽しいと思えるようになったのだと羽根は言った。
他にも、富士急ハイランドに行き、河口湖のほとりでテラハごっこに勤しむというレジャーもあったが、文字通りのレジャーだったので割愛する。
つくづく、友だちに恵まれている。
老後に2000万円残せるかわからないけど、ずっと友だちでいてほしい。
同じ老人ホームに入って、夏になれば花火をしたい。
令和最初の夏が来る。
とびきりじゃなくていいけど、いつか振り返って楽しかったと思える夏にしたいね。